Lotte Reiniger
今日のGoogleロゴは、ロッテ・ライニガー 生誕117周年を記念したものになっています。
ドイツ出身の女性影絵アニメーション作家です。
「1899年6月2日」に生まれて、1981年6月19日に逝去されています。
そのため、生誕117周年になります。
シルエットアニメーションの先駆者で、長編アニメーションの処女作にして最高傑作とも言われている「Die Abenteuer des Prinzen Achmed:アクメッド王子の冒険」(1926年)は、その後のアニメーションに大きな影響を与えました。
「アクメッド王子の冒険」はオーケストラの伴奏付きで映されたサイレント映画でした。
近年(1999年)になり映像の修復をし、オリジナルの楽譜をもとにオーケストラの演奏をつけた作品としてリニューアルされました。
ちなみに、世界初のトーキー(音付き)の長編アニメーションはディズニーの「白雪姫」(1937年)となっています。
ロッテ・ライニガーさんは、ベルリンに生まれ、幼いころからシェクスピアの影絵劇などに感化されて切り絵に熱中します。
15歳のときに映画作家パウル・ヴェゲナーに憧れ、彼の所属するマックス・ラインハルト劇団に参加します。
そこでパウル・ヴェゲナーさんから紹介されたアニメーションの研究者たちの協力を得て、1919年に初の短編影絵アニメーション:Das Ornament des verliebten Herzens(美しき魂の飾り)を制作しています。
協力者の中には夫となる「カール・コッホ」さんもいました。
ドイツ、イタリア、イギリスなどで製作していましたが、第二次世界大戦が勃発すると、ナチスから逃れてパリへ移りました。
戦後はイギリスに移住し、BBCの児童向け童話アニメーション(眠れる森の美女、長靴をはいた猫 等)を製作されています。 ポチっと応援よろしくお願いいたします。
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